「2020年版 高リセールで有名な車種を●年前と比べてみて、どれが高いのか。」について考える。

「20●●年版 高リセールで有名な車種を●年前と比べてみて、どれが高いのか。」

表題の検証企画を以前にも行わせて頂いた事がございます。
ただ、結論から申し上げますと、あんまり意味がない事になります。

何故なら、お客様から一番頂く事が多いのは、
「これから買って、5年後に高リセールになる車が知りたい!」
「3年乗って、一番損のない高リセール車が知りたい!」

とお乗り換えを検討されている方が、比べたい!という意味合いでのご質問。

あくまで、5年前に遡って結果を振り返ってみて、
「あぁ。あの時、自分の選んだ車両は正解だったんだ!」
という事で知りたい!というご質問は皆無でございます。

「●年前と比べてみて、どれが高いのか。」での注意点。

・当時の新車価格、税制が今の新車価格と違う

今の新車価格が、総額500万円のお車。5年後はどうかな?とお考えの方。
「5年落ちの車が、250万円だから50%か!」とお考えだとちょっと違います。
当時の新車価格が総額400万円なら、62.5%になります。

・モデルチェンジの境で買取金額が違う

これも極端なお話ですが、
先の例で、例えば。
「5年落ちの車が、250万円」だったとして、
「4年半落ちの車が、400万円」だったら?

そう。モデルチェンジが境なら、
当時の新車価格が総額400万円⇒5年経過250万円(62.5%)
当時の新車価格が総額480万円⇒4.5年経過400万円(83.3%)

えっ?そんなにモデルチェンジで違うの?と仰る方にいつもご覧頂いているのはこれ。


おんなじ走行距離、年式であっても、値段がずいぶん違うのがモデルチェンジ前後。
いつもご覧頂くのですが、
同じ金額で、古いモデルをお買い求めの方は?いらっしゃいません。

モデル末期のお車をご購入の方は、
フルモデルチェンジの数ヶ月前までにご売却ならいいのですが、
長く乗る場合には、ご注意が必要というお話です。

なので、乱暴に●年経過で高リセールというお話はあんまり意味がありません。
また絶版になってしまったり、台数限定販売車両のスポーツカーなども、
これまたあんまり意味がありません。

1車種1車種によって異なりますが、
要因としては、一番初めのブログの通り、
「希少価値」
「海外要因」
「モデルチェンジと納期」
でございます。

個人的にはお奨めは、高リセールのお車を、
モデルチェンジのお早目にお買い上げいただき、
遅くとも次のフルモデルチェンジが来ない、遅くとも5年経過前にはご売却をお奨めしております。

お悩みの方は、時期によってご案内が変わりますので、
ご相談頂けましたら幸いです。

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