「どうしても●月登録がいいんです!」
お客様からご連絡が多い項目でしたので、今回は登録月のお話をさせて頂きます。
今回の新型ハリアー。7月末登録と、8月初旬登録。
「納車は少々遅くてもいいから、せっかくなら7月末登録にしてください!」
お売り頂く際に、ご要望で、7月登録が有利。となるケースが確かにございます。
例えば。1年経過していると輸入関税が安くなる国があったとして。
2021年7月10日だった場合。
2020年7月10日以前の車両が関税が安くなるという事になります。
そうすると、国内で仕入れてから、港に運んで輸出準備をする時間を考えますと、
「7月末登録までの車を仕入れてくれ!」となります。
とくに新型需要がある場合には、
とにかく早く輸入できる車が優先!となりますので、
「売却時の価格が高くなるのでは?」と考えて、「なるべく早い登録が良い!」となるのも頷けます。
新型需要で無ければ、別に8月31日登録も9月1日登録も変わらない
関税では、8月末登録なら。なんて記載はないので、経過年月で変わってまいります。
(国によっては、経過年だったり、ルールはまちまちです。)
なので、新型需要で無ければ。
特に景気情勢、需要供給なんかが変わらなければ、
特に気にする必要はないのではないかと考えます。
逆に、需要供給の変動の方が大きいです。
以前のアルファードのように、あまりに平成30年2~3月登録・1年後売却の方が多く、
かえってその期間の車が暴落したケースもございます。
あとは新型モデルチェンジ待ちであれば、早めに購入し早めにご売却頂ける方が有利だったり、
いろんなケースがございます。
需要面と登録月
ほとんどのお車で共通する話ですが、
新型が出てから時間が経つと、当然ながら、そのモデルの中古車が多くなります。
新型が出てから2年経てば、
「2年分の生産台数の中で、売られる車両」=供給
となります。
3年経てば、当然3年分。
欲しい人はわれ先に。と買われるので、
初めが高く、あとになっていくとお安くなってまいります。
また、2020年登録は2020年1月時点では、1ヶ月分。
2020年登録は2020年10月時点では、10ヶ月分。
と台数が変わってきます。
なので、12月登録なんかは、年前半に比べて不利。なんて言われたりします。
あくまで需要供給面で変わってくるというお話でございます。
お客様のご要望、車種で、私もご案内が変わりますので、ご相談を。
ご商談時にはお医者さんのように、
カウンセリングシート的に、さまざまご質問をさせて頂きます。
その上で、ご要望に沿うよう、ご提案をさせて頂いておりますので、
どうぞよろしくお願いいたします。