しばしば起こる新車在庫過剰を考察
2/7のYahoo!ニュースで、こんな記事が。
[Yahoo!ニュース/新車のBMW最大1000台が雨ざらし&砂利で傷だらけのワケ]
「実はよくある話で、1,000台なら大した台数じゃないじゃん!」というのが、
たぶん自動車業界の方から見たら、大半の印象だと思います。
「だって。日産でも。ホンダでもあったじゃん。ホンダは確か当時50,000台だっけ?」
だよね。BMWなんて全然少ないよね。ベンツだってあるしね。
[スクープ!放漫経営の負の遺産 ホンダ「新車を大量放置」現場を激撮!]
先日も私も、[リセールが良くなくなる条件 「メーカーに在庫があります」にご注意]で掲載したのですが、
今回は、砂害車、冠水車、展示車などに絞って、リセールのお話をさせて頂きます。
場合によっては、リセールで有利な場合も
いろんな害がありますが、
車両が生産されて、登録されるまで間に、
1.保管中に水が入ってしまう、浸水してしまう⇒冠水車
2.保管中に雹がふってしまう⇒雹害車
3.展示していて傷が付いたり、汚れが付く⇒展示車
4.保管中に海辺で下回りが錆びてしまう⇒錆害車
5.保管中に砂などで傷がついてしまう⇒砂塵害車
などがございます。
まず、1.冠水車。5年10万kmのメーカー保証がなかったり、故障が頻発したり。論外。。
2.雹害車は、買うときも安いが売るときも安い。置いてある車を新車と言われたらご注意ください。
リセールも不利なのでこれもダメ。
3.展示車。売るときにマイナスになることはないが、値引きもそんなに増えないので微妙。
4.5.錆害車、砂塵害車は程度次第&値引き次第ではアリかも。
場合によっては●●%割引きなんて事も。値引きがすごかったらアリというお話。
(サンコーオートでは取り扱ってないですが。)
でもこれも置いてある車を新車と言われたらご注意。
騙されないようにして下さい。
BMW、ベンツだと登録済み展示車両もあり
先日のBLOGにあるような、
登録済み未使用車がたくさん出てくる事もございます。
参考:[リセールが良くなくなる条件 「メーカーに在庫があります」にご注意]
人気のアルファードなどは、ほぼ出回る事はありませんが、
車種によって。
かつ先ほどの1~5にご注意いただいて買うのはアリかと思います。
●一番ご注意いただきたいのは、まずは「5年10万km保証」が掲載されている事。
●お支払い総額が掲載されている事。(されていてもキチンと見積を取った方がいいです。)
●ローンを使う際には、金利が高くない事。
●外部機関での査定票がある事。
●リセールで人気のグレード/オプション/カラーである事。
をご注意いただいて、ご検討頂ければと思います。
もし気になる車種で登録済み展示車両があれば、
キチンと新車見積りと比べてご検討ください。
どうぞよろしくお願いいたします。