まずは転売防止のお話から
日本では、新車をご購入される際には２つのポイントがあります。
１つ目。車庫証明が取れること。車庫が無い方は新車が購入できません。
軽自動車は後から出せばいいから大丈夫でしょ？といわれる方がいらっしゃるかもしれませんが、
車庫証明を取らない事は違法です。
そして２つ目。暴力団等反社会的勢力の排除に関する条例に、違反しない事。
もちろん販売店は、暴力団等反社会勢力に販売が出来ません。
出来ないので、反社会勢力の方は、
一般の方に”代理”で買ってもらって、お金を払ってでも買いたい！という噂も聞きます。
ですので、「新車を買った私が、いつ売ろうが私の権利でしょ！？」という訳には行きません。
転売をしてしまうと恐ろしい事になるケース
「車庫が取れないから名義貸しをしてくれ。」
「代わりに買ってくれたら30万円あげるから。」
とささやかれて、買ってあげた人が大変なことになったケースが、上記参考の例。
新車購入は出来なくなるわ。損害賠償はうけるわ。
国から反社会勢力の一員ではと疑われるわ。
なんてケースもございます。
だからといって、10年経って売った車を買取店に売った後は知らないよ！
それは当然ですよね。
先のケースは、新車が納車されて数日でイスラム国向けに港へ運んじゃったそうです。
では、どれくらいの期間が空けば転売と見なされないのか。
どうやってチェックしているのか。
●どうやってチェックしているのか。
国土交通省で、もし車に異常があった場合、リコール連絡をメーカーからするため、
新車登録した状態から変わった場合には、メーカーに連絡が行くようになっています。
そのため、”ナンバー変更”、”住所変更”、”売却”など、
お車の登録に関わるさまざまなケースで、情報共有がされています。
輸出するには、”輸出します”という届け出が必要になるので、すぐに分かってしまうんです。
●ではどれくらいの期間が空けばいいのか。
各メーカーで異なります。
・トヨタ 1年
・ダイハツ 0.5年
・スズキ 業者オークション出品がダメ。
・スバル 0.5年
など。
現実問題。1週間で転勤が決まってしまって車が持てない！なんて人も、中にはいるかもしれません。
安全なのは、お友達へのご売却や、ご購入ディーラーでご相談頂ければと思います。
実際、不幸事でお手放しを余儀なくされたお客様で、
メーカーと相談したこともございます。
さて。冒頭のお話。
新型タントですが、打倒NBOX！を掲げ。
リース会社、中古車販売店など、多くの業者に新車購入をさせ、
令和1年7～8月に登録された、いわゆるデモカーが0.5年を迎えます。
業者オークション市場に出回ってきて、急落の恐れがございます。
（実際に既に兆候がございます。）
次のハリアーが出る迄、ランクルが出る迄、乗る車が欲しい！
という方で、軽自動車でも良ければ、
もしかすると視野に入るかもしれません。
状況が進みましたら、サンコーオートでも中古車をお探し可能ですので、
お問い合わせ下さい。
