よく頂く勘違い。プラド、アルファード等、輸出向けリセール

「平成30年1月は高くて、なんで10月登録は安いの!?」

初年度登録で、
平成30年1月登録は、550万円だけど、
平成30年10月登録だと、全く同じ仕様でも450万円だったり。

令和2年4月登録は、550万円だけど、
令和2年10月登録は、全く同じ仕様でも480万円だったりします。

そのため、たまにお客様からご連絡を頂くのが、
「俺の車の方が新しいんだから高いはずだろ!?おたくには頼まないよ!!」
と仰られる事がございます。

価格が違うのは、もちろん海外オーダーが、
「初年度登録まで限定されているから。」
今回はお尋ねが多いので、書かせて頂きます。

パターン1:アルファード。そもそも関税が高くて、人気が無いから。


「1年経過未満の場合には、新車同様だから関税は高いよ!」
「1年経過すると、中古車として取り扱うから関税は安いよ!」
という国があったら?

その場合、
令和2年4月登録は、550万円だけど、
令和2年10月登録は、全く同じ仕様でも480万円。

シンプルですね。
令和2年10月登録は、関税が高いから人気が無い。
新しい方が良くないってお話です。
ご購入のタイミングと、ご売却のタイミング、両方重要というお話です。

パターン2:ランクルプラド。新型需要に対応プラス、関税が安いから。


こちらもシンプル。例えば、
「4年経過したら、関税が安いよ!それまでは関税が高いよ!」
という国があったら?

かつ平成29年10月にモデルチェンジ後の車があったら?
「平成29年10月だったら、令和3年10月まで持てば輸出出来る!」
となります。

ただ、人気なのは当然始めの登録月だけ!
「え?なんで??」

それは登録月と輸出出来る台数の問題。
例えば、
平成29年10月 100台
平成29年11月 200台
平成29年12月 200台
平成30年1月 200台
平成30年2月 200台
平成30年3月 300台


と中古車が供給される場合、
あとになればなるほど、供給台数が増えるため、
一番人気は、平成29年10月登録になります。

あとになると現地でどんどん輸入された後だから、プレミアム価格が付かない!となります。
モデルチェンジ後2年経った車両が値上がりするかも?なんて待ってたら、
現地ではもう売れなくなっていた。という事もしばしばございます。

結論:アルファードもランクルプラドも初期ロットが人気。

アルファードも、前期は27年1~3月登録、後期は30年1~3月登録。
ランクルプラドも、後期は29年10月~30年3月登録。
が高額、プレミアム価格で売買されております。

そのため、今年の8月に発表になるランドクルーザーのお問い合わせが多いのは、
それが要因。

世界各国いろんな国がございます。
現地でトヨタ車が買えない国にもお金持ちの方がいらっしゃいます。
うまくお乗り換え頂くのに、ご参考になれば幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

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