海外バイヤーの方々と情勢をお聞きしにお話。
「コロナウィルス問題で何か変わってますか?」
ほとんどの方が、「円高がちょっと関係してるけど、まぁ大して変わりないよ。」と。
それもそのはず。海外輸出先として多い国は、中国/香港以外は、感染者数が少ない。
参考:[2019年 中古車輸出台数]
掘り下げて、海外輸出向けの車両の相場をお調べしたのですが、、、
特に下がった車両もない(笑)
むしろ、国内向けの車両が弱く下がってきている印象。
具体的には、高額車両が売買成立がしづらくなっています。
需要は下がっても、供給は変わらない
これすんごい不思議なんですけど、供給台数はさほど変わってないです。
でも需要が下がっているので、売買成約がしづらくなっています。
ヴォクシーだと、BIG-Xorサイバーナビ+後席モニターは成約するけど、
7型ナビや、後席モニター無し、不人気色
状態が悪かったり、走行距離が多いと成約しないなど、
不人気中古車をご検討の方、あるいはリセールを気にしない方は、今が買い!
あるいは高額車両の中古車も同じくです。
3月は時期としては、中古車価格が落ちる時期なのですが、
今回は、コロナショックが重なった状況ですね。
参考:[査定に出す時期はいつが得?査定額が変わるタイミングを知ることも大事。]
3月は価格がもともと価格が下がりやすい時期
サンコーオートサイトでも掲載しておりますが、通常はこれなんですが。
1.各メーカー決算が3月のため、新車購入の人が多い→3月中旬~末までに入庫する下取車が多い
(供給が過剰になってしまう)
2.決算の理由から、車検が3月の人が多いが、中古車を購入する人は3月上旬ごろまでには決め終わっている
(需要がさほど多くない)
3.中古車販売店やディーラーなどの店舗に、車両があふれるため、買い控える
(物理的・金銭的に買い控え→査定価格DOWN)
今回は、
4.コロナの影響で、車検延長の為、
中古車を直前まで乗り換え検討していた方は、延期できる。
⇒需要が減る。
新車の場合には、すでに注文済みなので、
中古車購入を検討している方よりも比較的新しい車を保有している方は、下取に出してしまう。
⇒供給はあまり変わらない。
重なっちゃいました。。。ので。
仕入れ、お買い求めには大変チャンス。
といっても、前々から仕入れていて、展示されている車は、
仕入れが高かったりするので、難しいところですが。
ご売却を検討中の方、これから中古車購入を検討中の方は、
ご相談頂ければと思います。